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山下洋輔
近くのホールで山下洋輔のコンサートを聴きにいきました。
というか主に川嶋哲郎(ts)を聴きにいったんですが。
サイドメンは外山明(ds)、水谷浩章(b)でした。
最初は山下洋輔のソロから始まり、いきなりもの凄い勢いで弾きはじめました。なんかもう全身使って演奏してる感じ。すごいんだけどピアノ壊れそう。
で、途中からトリオになると、ドラムが周りに仕掛けまくって一気にヒートアップ。そこに川嶋がソプラノで入ってくるんだけどなんか押され気味。かと思いきやテーマが終わりソロに入るとすごいトーンで吹き始めたのでビビった。音数少ないけど一音一音がすごく響いてくる。なんかショーターぽかった。
テナーにもちかえた後は重音奏法とかフラジオとかあらゆる音を出してて、どうやってんのかわかんないけど明らかにテナーから出るような音じゃない音まで出してた。恐ろしい...
後半ではフルート吹いてて、ローランドカークみたいに吹きながら声出して歌ってました。すごいけどバカっぽい。
川嶋哲郎のことばっかし書いてるけど実は外山明のうねうねドラムソロが一番長かったりして。合計で20分くらいはドラムソロだったといっても過言ではないです。すごく際どいリズムをうねうね叩いててすげー、とか思ってたけどずっとやられるとさすがに飽きます。
あとスゴイとおもったのはドラムとベースの掛け合い。最初バースみたいだったのがだんだん縮まってバトルみたいになってくんだけど、それがちゃんと曲として完成してきこえてきて、山下も川嶋もいらないんでねーのかぐらいの雰囲気を醸し出してた。あの2人だけでduoってもライブできます。きっと。

ということで、結構満足でした。
ただちょっと客席が遠い。
こんどはライブハウスとか行って聴こーっと♪
by aeg-k | 2005-03-06 03:21
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